善きことは
カタツムリのように
ゆっくり進む

「ちとらや」のメンバーは現在20人弱・毎月2回のペースで、京都左京区・宝ヶ池の山にて活動しています。

暑い夏季は八瀬や大原へ、雨の日は一乗寺の家で絵を描くこともありますが、基本的には「山」がわたしたちのアトリエです。森を歩き、あせらず、じっくり、できることから、絵と子どものからだと向き合います。

善きことはカタツムリのようにゆっくり進む。人のために働く者は、いたずらに急がない。善きことをうけいれるには、多くの時間が必要なことを知っているから。
マハートマ・ガーンディ

ちとらや」ってなんだ?
what is “Chitraya” ?

絵の教室ではありません 

「ちとらや」は絵の上達を目標にしていません。絵を描くことを楽しみながら、からだやいのちに向き合う、そんな時間をすごしたいと考えています。

山や森を歩きます

絵はからだで描くもの。山を歩き、十分に感覚を刺激した上で紙に向かうと線も色もいきいきします。季節を楽しみながら、それぞれのペースで歩きます。

先生はおりません

大人はできるだけ手や言葉を出さず、その子の主体を大切に、見守りに徹します。画材を運んだり、褒めちぎるのが役目で、絵を教えるようなことはしません。

描かない日があっていい

描きたくないときは無理に勧めません。石や枝を集め、森で遊ぶだけの日があってもいい。紙の上に絵を描くことが表現のすべてではないはずです。

わたしたちのこと
about us

「ちとらや」の集いを楽しくすすめるために、二人の大人が中心になって子どもたちを見守ります。

あくまでも主体は子どもです。わたしたちは絵の講師ではなく、一緒に絵を楽しむ仲間として、目の前の子どもたち、生み出される絵につきあっていきたいと考えています。

わたしたちの考えや姿勢に賛同し、この活動を手伝ってくださる方がいたら、「特別ゲスト」や「助っ人」として不定期に参加していただくことも考えています。

矢萩多聞 Tamon Yahagi
画家・装丁家。1980年横浜生まれ。中学1年で学校を辞め、ペンによる細密画を描きはじめる。95年から南インドと日本を半年ごとに往復し、帰国時に銀座、横浜などで個展を開催。 2002年から本の装丁の仕事をはじめ、600冊を超える本をデザインする。著書に『偶然の装丁家』(晶文社)、『たもんのインドだもん』(ミシマ社)、『本の縁側』(春風社)がある。

林飛鳥 Asuka Hayashi
1981年生まれ。保育士。日本やインドのNGOでの教育支援活動を経て、保育士となる。子どものころはもちろん、大人になっても絵本や物語、民話の豊かさに心惹かれ、2007年から絵本の読書会「えほんをよむかい」を定期的に開催。地域、異文化交流、子ども、自然、絵本、手作りなどをキーワードに、身近な仲間とできることを京都で実践する二児の母。

「ちとらや」に参加したい
Let’s Join

ちとらやに参加してみたい方には、まずは「お試し参加」をおすすめしています。
お試し参加をした上で、本参加するか考えてみてください。仮登録や入会の流れについては以下のページをご覧ください。